当事業のImpact
当事業における環境・社会への影響とポリシーを掲載しています。
内容はB Corp認証取得に必要なB Impact Assessment(BIA)のフレームワークに基づいています。
なお当事業は、常にBIAで自己の行動をチェックしながら、新基準でのB Corp認証取得を目指しています。
ガバナンス
コミュニティ
ダイバーシティ
- 当事業の代表は女性です。
- 登壇イベントのパネリストや聴衆、クライアント企業の重役において、ある特定の姓に偏っている場合でも基本的には依頼をお断りしません。現状の社会からの変化をもたらすためにも、機会は狭めたくないと考えています。但し、B Corpの分野ではスピーカーが「女性」のみとなる傾向が強く見られるので、バランスを考慮していきたいと思います。
- コンサルタントの応募においては氏名の記載に、バイアスを避けるために名字のみや仮名での記入を勧めています。
寄付
考え方
正直なところ、「寄付」って難しいと思っています。NPOで働かせてもらったことがありますが、お給料いただいて、「あ、あの企業の寄付って私の人件費になっちゃったのか・・」と思ったことがあります。そして星の数ほど存在するNPOから、砂粒のような自分の寄付額を投じる先を選ぶのに正解がありません。だからこそBIAで求められているポリシーとインパクト評価はとても大事です。近々納得できるポリシーを掲げたいと思いますので、少々お待ちください。
B Corp認証取得支援コンサルタント養成講座では、受講料の一部を寄付にまわすことを約束しています。受講者の皆さまに4つほどのテーマから選んでいただいています。
22年度実績
売上高の1.1%を、オイスカ、CLOUDYなどに寄付しました。
コンサル養成講座受講者からの要望で、地球環境に関する身近な団体に投じたいと思ったのと、私の前職の先輩を応援したい思いで選びました。
23年度方針・中間報告
B Corp認証取得を目指す企業からのお声がけを機に、5月に「530アクション」を通じて寄付させていただきました。
今年度はお陰様でクライアント企業が増え、金額も少し大きくなりました。1.1%以上の寄付をしたいと考えています。
ボランティア
考え方
正直、私が納得するほど全然できていません。ある意味、B Corp認証を広める活動としては、報酬があろうとなかろうと、交通費が出ようとなかろうと、全力で魂を投じているのでボランティアと言えるかもしれませんが、ライフワークと呼ぶべきでしょうか?3月の「Meet the B」では企画運営に多くの時間を投じさせていただきましたが、開会の前の関係者決起会の挨拶時点でもう達成感の涙が出てしまうほど、とても有意義な活動をさせていただき、B Corpコミュニティに感謝しています。
22年度実績
B Corp認証を目指す取得企業さまとグリーンバードのゴミ拾い活動に参加しました。
23年度方針・中間報告
B Corp認証企業・Colereを通じてビーチクリーンを行いました。秋にも実施予定です。
想いとしてはJEDI(ダイバーシティ)関連のお手伝いをしたいところです。
政策提言
考え方
BIAの中で「政策提言をしているか」という質問があるのは非常に特徴的だと思います。B Corp認証の成り立ちを辿ると、その想いはダイナミックにこの行きすぎた資本主義による経済システムを変えたい、というところから、B Corp認証の法制度版ロビー活動へとつながります。私自身では個人の小さな力ですが、B Corpコミュニティが何かしらの提言に持っていけるようなお手伝いをしたいと考えています。
22年度実績
日本における、B Corp認証の法制度版:ベネフィットコーポレーション法導入検討に向けて、内閣官房やその他の機関からのヒアリングに協力しました。
23年度方針・中間報告
・B Corpコミュニティで何ができるかを模索しています。
・特に省庁や自治体の作成された資料などでBIAの観点から議論の余地がある点に関しては積極的に意見を投稿しています。
コレクティブアクション(協業)
考え方
こちらもBIAに出てくる、B Corpの特徴的な部分だと感じています。新基準の中でも1つのコアトピックとして出ているので自分自身も、そしてB Corp取得企業同士でも促進できるように働きかけていきたいと考えています。
22年度実績
「Meet the B」のイベントを企画運営しました。
23年度方針・中間報告
B Corpコンサル養成講座に参加してくださった皆様のコミュニティを形成し、互いの情報交換、ベストプラクティスの共有、B Corpのより良い広がり方を議論をしています。
また「B Corpを開いたものにしたい」という声から複数人共同でトークイベントを開催しました。
調達方針
考え方
BIAに則った当事業における「サプライヤー」はOA機器やサーバー、WEBアプリ、会議室利用、交通機関になりますが、残念ながらオーナーのダイバーシティよりも機能性による選択となってしまっていますがより環境負荷が低く、人権や地域経済活性化に配慮した製品やサービスが登場した際には積極的に採用したいと考えています。
また名刺は今後は社会的に文脈のあるところや環境負荷低減を目的とした商品に切り替え、講演時などでは全身「B Corp」でお伺いします。
環境
CO2排出量
22年度実績
Scope2: 40年生スギ約3本分
23年度方針・中間報告
ただいま算出中
日常活動におけるエコアクション
考え方
- マイボトルの携帯:おもてなしでご用意いただいたものをお断りすることもございますが、ご了承ください。
- ペーパーレスの推進:既にメールにてコンタクトさせていただいているクライアント様や、イベントなどで当方が登壇者である場合、名刺のお渡しを控えさせていただいております。またご対応いただける場合はスマホでかざして情報を入手いただく電子式の名刺をご提示させていただいております。
- オンラインミーティングの実施:特にアセスメントの回答作成時は移動時の環境負荷低減のためオンラインでのセッションを基本とさせていただいております。但し職場環境の視察や事業内容の理解のため、契約期間内のどこかのタイミングで本社等を1回は訪問させていただいております。
- マイ箸/マイ歯ブラシ/マイスリッパ持参:出張時にホテル等宿泊する場合は1回限りで廃棄に回ってしまうようなアメニティ用品の使用をできる限り控えています。
- フードロス抑制:フードロスに繋がらないよう、お食事をさせていただく場合は基本的には残さずいただきます。おもてなしとして多めにご用意いただく必要はありませんのでご了承ください。
- コーヒーカプセルのリサイクル:B CorpであるNespressoのコーヒーを愛飲させていただいております。カプセルは捨てずにリサイクル回収に協力しています。
- 電力消費の抑制:冷暖房器具は必要以上に使用しないようにしています。Cool Biz/Warm Bizを採用させていただくが故、カジュアルな服装にもなり得ることをご了承ください。また電力消費の大きいモニターは使用していないため、画面共有時の範囲が狭い場合もございますが、資料は基本的に全てお渡しいたしますのでご了承ください。見えにくい場合は遠慮なくお知らせください。
- 電気自動車の使用:移動時に時間効率の観点から車を使用させていただく場合があります。マイカーは電気自動車でお伺いいたします。やむを得ずレンタカーを使用する場合はエコ運転を心がけます。
顧客
情報管理
考え方
顧客情報の管理
- コンサルティングのセッションを始める前には必ず業務委託契約書及びNDAを結び、クライアント側の情報漏洩をしないことを約束しています。他社事例を紹介する際に、公に出ていない情報の場合は社名や該当企業がわかるような情報を伏せています。
- パソコン・スマホにはパスワードを設定しており、オープンスペースなどを利用している際に席を立つときにはパソコンも携帯しています。
- 資料はGoogle drive上でクライアントごとのフォルダを作成してフォルダもしくはファイル単位でアクセス権をコントロールしています。
- PC画面共有時はウィンドウ単位で共有し、他のクライアントの情報が見えないようにしています。
- 回答作成のセッション時は基本的に個室スペースを確保するようにしています。
個人情報
プライバシーポリシー
安心して学べる場
コンサル養成講座では、教材に使われているデータなどはオープンソースとしつつ、参加者の発言や所属団体・企業での状況などは口外することの無いよう誓約書に署名いただいています。
エシカルマーケティングポリシー
考え方
- 基本的にB Corpのブランドガイドブックにも則り、「B Corp認証は最も高い基準」「当方は日本で唯一のB Corpコンサルタント」といった表現はしないようにしています。
- 掲載する情報は基本的には一次情報を取得するようにし、正しい情報の発信を心がけます。
- 認証のメリットや社会問題について過大に表現しないようにしています。
- 特定の企業や個人を中傷するような文言は記載しません。
- SEO対策を狙った過剰な施策は行いません。
顧客満足度
考え方
コンサル養成講座では毎回アンケートを実施しています。毎講義ごとに振り返りを行い、出た意見によって次回の講義に即反映させています。
また今後はクライアント先にもフェーズもしくはプロジェクト終了時にアンケートへの回答を依頼し、より良いサービスへの反映をしていきます。
22年度実績
コンサル養成講座満足度平均:5
23年度方針・中間報告
コンサル養成講座満足度平均:4.9
顧客へのインパクト
累計実績
B Corp認証取得支援コンサルタントの養成
20名
B Corp認証取得支援クライアント数
40社
上記に関してご意見のある方はこちらにご記入ください。より良い事業運営の参考にさせていただきます。